駆け引きがたまらない……。ポーカーの魅力。【pixivコミック月例賞】5月投稿分結果発表!
pixivコミックアプリで紹介された投稿作品の中から、優れた作品に賞金などを贈呈する「pixivコミック月例賞」。大賞受賞作品には、賞金10万円と賞品をプレゼント!
2020年5月は大賞1作品と優秀賞が7作品、合計8作品が受賞しました。
偶然出会ったポーカーにのめり込むOLのマンガや、世俗的な神様達のドタバタコメディなど、今月も魅力的な作品が勢揃いです。それではさっそくご覧ください!
大賞
作品名:みつばシャムロック
作家名:トラ太郎
講評:入社3年で花形部署の広告企画室で働く、数字に強くて負けず嫌いな女・高坂が、会社の飲みの二次会で立ち寄ったカジノバーでポーカーと出会う。そして上司・剣崎室長の裏の顔とは……。ネーム作品ながら、ポーカーのルールがわからなくても気にならない、グイグイ引きこまれる構成力が見事な作品です!
優秀賞(7作品)
作品名:生者たちのポリフォニー
作家名:幾田
講評:機械修復士を生業とするユリアの元に、毎日のように訪ねてくるアンドロイド。彼は、すでにこの世を去っているハンナの遺言を伝えに来ているという。次第に明らかになるユリアとハンナの過去、そして繊細でせつない会話の端々から目が離せないSF作品です。
※「ブダペスト・シンドローム」シリーズ第2話が受賞対象となります。
作品名:私の推している神様の話
作家名:星下なつき
講評:モテるけど超コミュ障なミズハには、ひそかに推している神様がふたり。コミュ神様のタマちゃんと、エロ神様の北田くん、どう見ても両想い! 文化祭を舞台に推しCPのキューピッドとなるべく奮闘する、ラブコメを見つめるメタ視点が見どころな作品です。
作品名:コミティアに初参加したら隣のサークルが限界同人お嬢様だった
作家名:小出よしと
講評:普段は事務職をしているオタクOLの白樺スバルがコミティアに初参加してみたら、お隣のサークルが完全にお嬢さま(&メイド)だった!? コスプレかと思いきやガチのお嬢さまでガチの同人活動という荒唐無稽な状況の中で生まれる友情が激アツな短編です。
作品名:悪魔のメイドの話
作家名:よし
講評:ある画家の家に住み込みで働きに来たメイドは、悪魔だった。画家は、自分の心臓を食べに来たというその美しい悪魔に、君の絵を描きたいと1か月の猶予を求めます。この奇妙な共同生活の結末は……。ゴシック小説のようなドキリとする怖さのある作品です。
作品名:【創作】縁は異なもの味なもの
作家名:hasuimo
講評:神社にお参りに来る人々の願いを叶えるため、縁切りの神様と縁結びの神様、そしてその師匠があれこれ奮闘しますが……。婚活サイトを利用したり、スマホとの縁を断ち切っったり、エクセルを使ったり、やたらと現代的なのがおかしいドタバタコメディです。
作品名:霊子とネコタマ【web公開版】
作家名:ホシノぴかー
講評:常世と現世をつなぐ洞窟を護る神社の宮司・霊子は、普段はズボラですが、暴れる妖怪や御柱を祓い鎮める天才的な巫女なのです! とぼけたキャラクターと事件が起きたときのギャップや、細かく練りこまれた設定が、独特な世界観を形成しています。
作品名:pure
作家名:ヒロ
講評:才色兼備であまりに完璧なため学園では社長と呼ばれる男、能登くん。そんな彼は、転校してきたばかりの岬くんの下着が白ブリーフなことが気になって仕方がない! 謎な方向にピュアすぎる想いが空回りする濃いキャラたちが、どこかキュートな短編です。
受賞者のみなさま、おめでとうございました!
「pixivコミック」とは?
pixivコミック月例賞とは?
pixivコミック月例賞は、pixivコミックアプリで紹介された投稿作品の中から毎月審査を行い、特に優れた作品に賞金や記念品を贈呈する賞です。pixivにオリジナルの漫画を投稿するだけでエントリーできます。