おとぎ話ダークファンタジー、すべてを忘れてしまったアリスの話。【pixivマンガ月例賞】5月投稿分結果発表!
pixivに投稿されたオリジナルマンガ作品の中から、優れた作品をみなさまにご紹介する「pixivマンガ月例賞」。
大賞受賞作品には、賞金10万円と賞品をプレゼント!
2025年5月分は大賞1作品と優秀賞が6作品、合計7作品が受賞しました。すべてを忘れてしまったアリスの話や、ビッグフットにしか見えない友人など、今月も魅力的な作品が勢揃いです。
それではさっそくご覧ください!
【大賞】すべてを忘れてしまったアリスの話/沢臣あさおさん
作品名:すべてを忘れてしまったアリスの話
作家名:沢臣あさお
講評:深い水の中で目覚めた少女。皆が彼女をアリスと呼ぶが、何も思い出すことができない。行く手に立ちはだかる数々の困難の果てに、アリスは失われた自分と出会えるのでしょうか。可愛らしい絵柄とは裏腹に、時折のぞく不穏な影。そのアンバランスな魅力に、思わず引き込まれるシリーズです。
【優秀賞】魔法少女に憧れて/小雨大豆さん
作品名:魔法少女に憧れて
作家名:小雨大豆
講評:魔法少女に憧れていたのは、子どものころの話。大学生になった今では、母から将来のことで小言を言われる日々。そんな彼女のもとに突然起きた、とびきりの奇跡とは……!? 小気味よいギャグの連続と、ラストに向けた意外な展開が爽快で、楽しく読み進められる作品です!
【優秀賞】カムバック・アイドル/甘実さん
作品名:カムバック・アイドル
作家名:甘実
講評:元アイドルの紅井は、脳腫瘍により余命わずかであると知り、絶望の淵にいた。しかし、偶然の出会いと会話が、もう一度夢に向かって歩き出す決意を芽生えさせる。残された時間の中で、再び輝きを取り戻すことはできるのか──。緻密な人間描写で紡がれる、切なくも美しい物語です。
【優秀賞】ふたりの帰り道/高月晃太さん
作品名:ふたりの帰り道
作家名:高月晃太
講評:正反対なふたりの帰り道。無口な三上は、多弁な後輩・坂田とばったり遭遇して以来、1週間ずっと一緒に下校しているが……。口数の少ない人なら、思わず共感してしまうかも? 帰宅後、ひとり思いを巡らせる主人公の心情に、そっと寄り添いたくなる短編マンガです。
【優秀賞】幼馴染がビッグフットっぽい/葉桜はるさん
作品名:幼馴染がビッグフットっぽい
作家名:葉桜はる
講評:幼馴染のシゲオは、どう見ても「ビッグフット」そっくりの見た目なのに、なぜか誰もそのことに触れない……。ある日、友達がビッグフットの足跡を見つけたと騒ぎ出すと、シゲオは嬉々としてその話題に乗っかってきて? 突飛な設定と軽快なテンポの掛け合いがクセになる作品です!
【優秀賞】薪売りねこの日々/村戸もみさん
作品名:薪売りねこの日々
作家名:村戸もみ
講評:作家・村戸もみ先生による、少し特殊なアルバイト経験をつづったエッセイシリーズ。黒猫の姿に扮した作者の奮闘が可愛らしく、森林組合を訪れる人々との交流が穏やかに続きます。知らなかった世界が次々に描かれ、知的好奇心をくすぐる作品です。ぜひ最新話まで一気にお楽しみください!
【優秀賞】リスタート/わたのさん
作品名:リスタート
作家名:わたの
講評:野球部の山口は、エースの結河と寮で同室になることに。結河はひとつ年下の山口の名前すら覚えていなかったが、実は山口には結河との忘れられない出来事があって……。ふたりの関係がどのように変化していくのか。その瞬間を、ぜひその目で見届けてください。
受賞者のみなさま、おめでとうございました!