一点透視図法とは?奥行きのある構図のイラストの描き方と作品例
奥行きのあるイラストに使われる、一点透視図法という技法はご存知ですか? 一点透視図法とはパース(透視図)を使った遠近法の一つで、立体的でリアルな背景を描くために使われます。部屋や家の中、風景を描くのによく使用され、消失点(※)を増やした応用編として二点透視、三点透視という方法もあります。
パースを無視して背景を描き続けると、人物と背景が馴染まず、不自然なイラストになることがあります。初心者にとっては難しい考え方かもしれませんが、基本の考え方や描き方をわかりやすく説明した作品を参考に、理解を深めてみませんか? 今回は、一点透視図法の勉強の手助けをしてくれる講座作品と、一点透視図法を用いたイラスト作品をご紹介します。
※消失点とは:同じ太さである道が奥まで進んでいるとき、奥を見ると狭まり、最終的に道幅の2つの線が交差しているように見えるが、その交差した点のこと。