激しさも静けさも目に宿る。コダマさんが捉えた明暗ときらめきを見つめて。
光と影、色使いや構図が絶妙なバランスで描かれる「コダマさん」の作品。特に印象的なのは、瞳の表現と遊び心に溢れた作品の流れです。
限られた色数の中にビビッドな赤やピンクを混ぜた画面構成や、発光しているかのような青が差し色として使われている瞳がとても印象的。そして同じ構図や複数の作品を組み合わせることで変化を楽しめる演出に、思わず目を惹かれてしまう人も多いのではないでしょうか。また、時折描かれるドレスの布や水中の気泡の流れや繊細さは、キャラクターの動きの軌跡を切り取ったような臨場感があります。
今回は、クリスタルのような一瞬のきらめきと捉える「コダマさん」の作品を特集しました。それでは、じっくりとご覧ください。