あなたの作品が寄付に繋がる。「ブックサンタ」作品選集
pixiv小説では厳しい状況に置かれている全国の子どもたちに本を届けることを目的とした社会貢献プロジェクト「ブックサンタ」とのコラボレーション企画 『pixiv小説子どもチャリティー企画~ブックサンタ2023~』を2023年12月25日(日)まで開催中です。
クリスマスをテーマにした小説やエッセイを執筆し、参加タグ「ブックサンタ2023」を付けてpixivに小説をご投稿いただくと、投稿された作品数×500円をピクシブ株式会社からNPO法人チャリティーサンタへ寄付します。寄付されたお金は、ブックサンタの運営や実際に子どもたちに贈る本の購入費として使われます。
今回は昨年参加いただいた中から、5作品をピックアップしてご紹介します。特別なひとときに、心がほっこりする物語をお楽しみください。
サンタの落としもの
星々の奇跡に寄せて
クリスマスイブの日、栗毛の少女は虹色の鍵束を見つけた。探しても持ち主が現れないため家に持ち帰ったが、その夜、家の前の表通りで項垂れる怪しい男が現れる。盗人だと思った少女はよく見ようと窓を開けるが、その隙に飼い猫が鍵を持って飛び出して……。
不思議な鍵束、そして怪しい青年の正体が段々と分かっていく展開にドキドキしました! 最後に起こる「聖夜の奇跡」の美しい描写から目が離せなくなってしまいます。
夜空に響く鈴の音
聖夜の前のバウムクーヘン
クリスマス直前もバイト先のカフェで働く春佳。閉店後に店長からの労いのバウムクーヘンを食べていると、春佳にとっての「理想の女の子」である可愛らしい新人の梨沙がなぜだかグイグイ話しかけてきて……。
とくべつな女の子である梨沙との約束に浮き足立つ様子が繊細に描かれていて、つられて幸せな気持ちになるお話です。ピュアな主人公を思わず応援したくなります!
僕とルーと消えたプレゼント
身体の弱い主人公のエリックは、郊外の綺麗な空気で暮らすため家族で引っ越しをすることに。破格で売りに出されていたその家には、以前暮らしていた老婦人の遺言で〈引き続き飼い猫の世話を行うことと家政婦を雇うこと〉という条件がついており……!?
しゃべる猫のルーや家政婦のモーリーなど、魅力的なキャラクターが勢ぞろいで何度も読み返したくなってしまいます。クリスマスプレゼントを盗んだ驚きの正体にも注目です!
ブックサンタ2023は12月25日まで開催中
「pixiv小説子どもチャリティー企画~ブックサンタ2023~」にはオリジナル、ファンフィクション関係なくご参加いただけます。あなたの創作活動が、子どもたちの新しい本との出会いにつながります。奮ってご参加ください!