カードの出る瞬間も宝物。子供向けトレーディングカードアーケードゲーム特集
大型スーパーやゲームセンターなどでコインを入れてカードが出てくるタイプのトレーディングカードアーケードゲーム(TCAG)はお好きですか? 2000年代に登場してから多くの人に愛され、中でも『甲虫王者ムシキング』や『オシャレ魔女ラブandベリー』は子どもたちの間で大ブームになり社会現象を巻き起こしました。排出されたカードの絵柄に友達と一喜一憂した思い出は、大人になっても宝物ですよね。
今回は、そんな子ども時代に慣れ親しんだTCAGを特集します。懐かしいあの頃を思い出しながら、ご覧ください。
甲虫王者ムシキング(2003年)
2003年に稼働を開始し2010年に稼働終了となった本作。通称「ムシキング」として、男子からの絶大な人気を得ました。その人気はTCAGだけにとどまらず、マンガ化、アニメ化、映画化されたほど。カードだけで遊ぶこともできるので、学校に持ち込んで遊ぶ男子が多数いました。
2010年には後継作品『ムシキングバトル 合虫ガッツ!!』が登場。さらに2015年には『新甲虫王者ムシキング』が稼働開始しました。
オシャレ魔女ラブandベリー(2004年)
2004年から2008年にかけて稼働していた女の子向けTCAG。
プレイヤーは服や靴、髪型などのカードを組み合わせて「オシャレパワー」を獲得。その後、ダンスゲームにもチャレンジして総合点を競います。
マンガ化や映画化もされました。ゲームに登場する衣装を元にした子ども服も販売いされたので、お母さんにおねだりした、なんて人もいるかもしれませんね。女子向けカードゲームの先駆け的存在です。
古代王者恐竜キング(2005年)
『甲虫王者ムシキング』の後継機として2005年より稼働を開始。「恐竜カード」と「わざカード」をカスタマイズして戦います。
2007年にはアニメ化、家庭用ゲーム化もされ、「Dキッズグランプリ」と題された全国大会も開催。各地の博物館の協力を得たカードも登場しました。
リルぷりっ ゆびぷるひめチェン!(2009年)
『オシャレ魔女 ラブandベリー』の稼働が終了した翌年に登場した女子向けTCAGです。
「ラブベリ」がブラウン管の1画面だったのに対して、本作は液晶画面で上下2画面の展開、操作も全てタッチパネル。2010年からはテレビアニメも1年間放送されたので、見たことある人は多いかもしれませんね。
百獣大戦アニマルカイザー(2007年)
2007年に稼働スタート。
アニマルカード、ストロングカード、ミラクルカードの3種類を組み合わせてプレイします。子ども向けとは思えないハイクオリティなCGモデルやモーションが特徴。日本だけでなく台湾、フィリピン、マレーシア、シンガポール等、アジアを中心に翻訳版も稼働していました。
プリティーリズム・オーロラドリーム(2011年)
「プリティーリズム」シリーズの二作目で2011年に稼働開始。プレイヤーはスケートとダンスを組み合わせた「プリズムショー」を演じます。このシリーズでは、カードではなくハート型の宝石「プリティストーン」を使うのが特徴。もちろんアニメ化、マンガ化もされました。
アイカツ! -アイドルカツドウ!-(2012年)
「アイカツ!」シリーズの一作目。「アイドル活動」をテーマに、2012年にスタートしました。人気は小学女児だけに留まらず、大人や男性からも支持を受け大ヒットに。2016年に稼働が終了しましたが、基本設定は受け継がれ「アイカツスターズ!」「アイカツフレンズ!」が登場しました。
モンスター列伝 オレカバトル(2012年)
2012年から稼働開始、現在も稼働中です。略称は「オレカ」。プレイヤーは召喚士となってカードでモンスターを呼び出して戦います。小学生向けですが、高い戦略性から大人からも大人気のゲームです。
プリティーリズム・ディアマイフューチャー(2012年)
プリティーリズム・レインボーライブ(2013年)
懐かしい作品はありましたか?
遊んだ思い出のある人は、お気に入りだったカードを探してみるのも楽しいかもしれませんね。
初めて知ったという人は、これを機に奥深いTCAGの世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。
pixivに作品のないゲームもあるので、イラストの投稿をお待ちしています。