ウマ娘、呪術廻戦、FGO…注目作品のノミネート数は？ 2021年ネット流行語100のノミネート単語を見てみよう！

年末のお楽しみといえば、ネット流行語100の生放送。ピクシブとドワンゴが今年ネットで一番流行った言葉を大賞として表彰します。事前に発表した100個のノミネート単語を100〜1位までのランキング形式で紹介。今年1年間のコンテンツを振り返るのにも絶好の機会です。

【2021 ネット流行語100 生放送】

放送日時：2021年12月15日（水）19:00〜

視聴URL：https://live.nicovideo.jp/watch/lv334574340

表彰式のMCを務めてくださるのは、声優の小西克幸さんと、フリーアナウンサーの森遥香さん。おふたりの軽快なやりとりも楽しみですね。

12月15日（水）の生放送をもっと楽しむために、事前にノミネートされた100単語について予習してみませんか？ 「そもそもどうやって選ばれているの？」「関連ノミネートが多い作品はなに？」「2年連続ノミネートは？」など、100単語にまつわる情報を深掘りしてお伝えします。

基準となるのは、ピクシブ百科事典とニコニコ大百科。両サービスのアクセス数の合算が、昨年と比較して特に多かった100単語を「ノミネート100」としています。さらに、ノミネート100の中から、昨年との差分が最も多かった単語を「年間大賞」として表彰します。

つまり、昨年からのアクセスの伸びが選出のポイントとなっています。

ノミネート100単語の一覧は、こちらの記事をどうぞ。

※2021ネット流行語100のノミネート単語は太字で表記しています。

最多ノミネートは『ウマ娘 プリティーダービー』の19単語。『ウマ娘 プリティーダービー』は、擬人化した馬がレースで競い合うゲームやアニメなどの作品群で、「ウマ娘」の略称でも親しまれています。

今年2月にアプリゲームが配信され、一躍人気を集めました。100単語には「ゴールドシップ（ウマ娘）」や「ライスシャワー（ウマ娘）」などの人気キャラクターが多数ノミネートされています。

さらに競馬カテゴリから「ゴールドシップ」（キャラクターの元となった競走馬）と、競走馬のゴールドシップが2015年の宝塚記念で起こした「120億円事件」がノミネートされたのも、「ウマ娘」効果が大きそうです。

最多ノミネートの『ウマ娘 プリティーダービー』のあとには、『呪術廻戦』（17単語）、『Fate/Grand Order』（7単語）、『バイオハザード ヴィレッジ』（6単語）、『東京卍リベンジャーズ』（5単語）などが続きます。

個性豊かな呪術師や呪霊たちが織りなす「呪い」を巡るダークファンタジー『呪術廻戦』では、「乙骨憂太」や「夏油傑」など圧倒的な強さを誇る特級呪術師がノミネートしています。

7単語ノミネートの『Fate/Grand Order』は、新シナリオ「妖精円卓領域 アヴァロン･ル･フェ」が6月と7月に前後編で公開されました。奈須きのこさんが執筆を担当ということで、ファンの期待も高まりましたね。

登場キャラクターのひとり「オベロン(Fate)」は『3月のライオン』でお馴染みの人気漫画家・羽海野チカさんがキャラクターデザインを手掛けたことでも話題になりました。

『バイオハザード ヴィレッジ』は、5月に発売された「バイオハザード」シリーズの新作ゲームです。前作『バイオハザード7』の続編で、主人公「イーサン・ウィンターズ」が、「マザー・ミランダ」と呼ばれる謎の人物が支配する寒村で、娘を奪還するために奮闘します。ドミトレスク城の城主「オルチーナ・ドミトレスク」や人形遣い「ドナ・ベネヴィエント」など、個性豊かなキャラクターたちがノミネートされています。

かつての恋人が殺される未来を回避するために主人公・花垣武道が、過去へのタイムリープを繰り返す『東京卍リベンジャーズ』からは、武道が所属する東京卍會の初代総長「佐野万次郎」（無敵のマイキー）や、創設メンバーのひとり「場地圭介」などが選ばれています。

今年はアニメ化や実写映画化もされました。原作マンガは現在、最終章に入っており、彼らの行く末から目が離せません。

昨年からのアクセス数の伸びが選出のポイントとなるため、2年連続でノミネートされる単語はごくわずかです。

昨年に引き続きノミネートしたのは、「呪術廻戦」と「五条悟」！ 

「呪術廻戦」は昨年10月から今年3月にかけてのアニメ放送で、作品も大きく盛り上がり、普段は目を覆っている「五条悟」の素顔が明らかになる回は、SNSでの反響も大きかったようです。

昨年の順位は「呪術廻戦」が76位、「五条悟」が32位となっていますが、今年は一体何位にランクインするのでしょうか？

作品タイトルやキャラクター名だけではなく、お馴染みのネタとなった言葉が選出されているのも、ネット流行語100ならではの楽しみですね。今年ノミネートされたネットミームの一部をご紹介します。

『ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない』のマンガで、武村雄介の要求に対し、藤野深月が「男の人っていつもそうですね…！」と返した一連のシーンから、多くのパロディが生まれました。

今年4月、関西のスーパーの店内ポップに「チョコが一番ですわ」というコピーのものがあり、関西弁口調だったのかもしれませんが、「ですわ」の部分がお嬢様口調にもとられ、「スーパー勤務のお嬢様が書いたのでは」と話題になりました。

その後、スーパーのポップの写真と、同時期に流行していた『ウマ娘プリティーダービー』の登場人物で、スイーツ好きなお嬢様キャラ「メジロマックイーン（ウマ娘）」のスクショを組み合わせた画像が作られ拡散。イラストでのパロディも広がりました。

『呪術廻戦』で、兄弟思いの「脹相(呪術廻戦)」が発した迷台詞「どけ!!!俺はお兄ちゃんだぞ!!!」は、読者をもかき乱す急展開や、「脹相(呪術廻戦)」の必死の形相が強いインパクトを与え、多くのパロディが生まれました。

流行語の選出はピクシブとドワンゴで行っているため、pixivだけではなく、ニコニコ動画での流行も反映されています。pixivユーザーには耳馴染みが薄いかもしれない単語を解説します。

「やばいクレーマーのSUSURU TV」は、ネタツイートやネタ動画をツイッター上に上げているラーメン珍道中氏がTwitterに投稿したラーメンYouTuber・SUSURU氏のモノマネ動画です。声は似ていないながらもトークの調子を忠実に再現した、しかしSUSURU氏の「毎日ラーメン健康生活」からはかけ離れたモンスタークレームが話題に。ニコニコ動画では多数の音MADが投稿され、さらにはSUSURU氏本人による読み上げ動画が作られるなど、ネタとしての盛り上がりを見せました。

「ふにんがす」は、ニコニコ動画を中心に開催されている、人気投稿者同士が宇宙人狼ゲーム「Among Us」をプレイするコラボ企画です。”ふに”こと、ふにちか氏が主催しているため、「ふにんがす」と名付けられました。曲者揃いの動画投稿者それぞれの思惑が入り混じる「Among Us」は、見所満載です。

「かくめいのち」は、「ふにんがす」に参加していた投稿者達による大規模Minecraftマルチプレイ、及びそのプレイ動画シリーズを指します。

pixivisionの数多くのファンアート特集から、今年のノミネート単語に関連する記事をご紹介します。

12月15日（水）の19時から表彰式の模様をニコニコ生放送で生中継します。表彰式のMCは、声優の小西克幸さん、フリーアナウンサーの森遥香さんがご担当。今年1年間をみんなで振り返る機会として、ぜひご覧ください。

2021年11月25日（木）より、ノミネート100単語の中から「年間大賞」を予想して、「ネット流行語100」の特設サイトよりツイートすると、抽選で10名様に「2,021円分のAmazonギフト券」が当たるほか、予想を的中させた方の中から抽選で1名様に、「年間大賞に選ばれた単語にまつわる"何か"」をプレゼントします。詳細は特設サイトをご確認ください。（ハッシュタグ「#年末だしネット流行語予想しようぜ」をつけた直接ツイートも対象となります。）

【開催期間】2021年11月25日（木）～12月15日（水）19:00