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インタビュー
2022.12.15

コザキユースケ&Mika Pikazo特別対談! クリエイターに必要な「伝える力」とは?

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コザキユースケ&Mika Pikazo特別対談! クリエイターに必要な「伝える力」とは?

聞き手:虎硬

渋谷Hzにて個展「REVENGE POP」を開催中のMika Pikazoさん。個展の記念画集を制作する上で、「ぜひお話ししたい!」と熱望する相手がいました。それはキャラクターデザインというジャンルで常に先端をリードするコザキユースケさん。


おふたりの対談は、キャラクターデザインのツボ、仕事上で必要なコミュニケーション、インターネットとイラストレーションの関係など、多岐にわたるものになりました。

コザキユースケ
  • コザキユースケ
  • 1978年5月12日、横浜生まれ。二児の父。
    イラストレーター、キャラクターデザイナーとしてTVアニメやゲームなど幅広い媒体で活動中。代表作に『ファイアーエムブレム 覚醒』『ファイアーエムブレムif』、『ポケモンGO』人物デザイン、ポケモンデザインや、各種キャラクターデザイン、イラストレーションなどで活動中。

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Mika Pikazo
  • Mika Pikazo
  • 1993年東京都生まれ。

    高校卒業後、南米の映像技術や広告デザイン、音楽に興味を持ち、約2年半ブラジルへ移住。帰国し、イラストレーター、キャラクターデザイナーとして幅広く活躍。担当作に『ファイアーエムブレム エンゲージ』キャラクターデザイン、VTuber『Hakos Baelz』『輝夜 月』のキャラクターデザインなど。2022年よりアニメーション制作にも挑戦。

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※本記事はMika Pikazoさんの個展「REVENGE POP」の記念画集に掲載された内容を、web掲載用に再編集したものです。

時代の移り変わりが激しいイラストの世界で普遍性を目指す

── Mikaさんからすると、コザキさんは業界のベテランでもあり、ゲームタイトル『ファイアーエムブレム(発売元:任天堂株式会社)』シリーズの先輩でもあると思います。同じイラストやキャラクターデザインを描く作家としてどのようにみているでしょうか?

コザキさんが関わった作品はアニメや漫画など昔から多く拝見していました。特に強く意識したのは『ファイアーエムブレム 覚醒』と『ポケモンGO』ですね。一番の印象はお仕事の丁寧さと堅実さです。イラストは時代ごとの流行が激しいですが、コザキさんのクリエイティブはブレない強さみたいなものを持っていると思っています。私もキャラクターデザインをやりますが、色んなジャンルがある中で沢山の人が喜ぶような、世界的なタイトルに関わるのは本当に凄いことだと思ってます。

時代の流行という話でいくと、僕はとにかく自分の絵が古くなっていくのが昔から嫌だったんですよね。10年後、できれば20年後も古くならないようなそんなクリエイティブをずっと目指していると思います。先人ですと宮崎駿さんや大友克洋さんなんかは時代の変化や流行に左右されない絵柄やデザインをしていて、ああいうのが好きですね。僕の絵は流行の渦中には刺さらないかも知れませんが、広く長い目でみたときの費用対効果は高いのかなって思っています。

── MikaさんはまさにSNSでの注目度が非常に高い作家さんですよね。Twitterで作品が数万RTされることも珍しくないです。

実際に「SNS映えする絵」と言われることはあります。もちろん私も自分の絵を残していきたいっていう気持ちは強くて、消費されて古くなっていくことに抗っていく必要があると思ってます。私の場合は「人と違うことをしてインパクトを作る」ということに力を入れていますが、今のお話を聞いてコザキさんはより堅実な作り方をしていると感じました。その姿勢に感動します。

VISIONS

by Mika Pikazo

2


僕が作品をインターネットで発表してきたのが、2000年代の前半でした。当然SNSなんかも存在しないので見てくれる人は少数です。そこからpixivやTwitterが生まれて、スマホゲームが流行すると、イラストがとにかく大量に消費される時代になります。それで何が起きるかというと絵の差別化ですね。具体的にはディテールが精細になったり、色が派手になったりする。一時期のSNSはそういった作家さんが増えていました。そういった派手さや「映え」を保ちながら、余計なものをそぎ落としているのがMikaさんのイラストだと思ってます。若い人の作品の中でも抜きん出て目を惹きますね。キャラクターの表情にドラマ性や演技を持たせているからだと思います。

とても嬉しいです。

僕の世代ってイラストにおける制約が大きかったんですよね。アニメなどが顕著ですけど、色数やデザインを極力シンプルにしないと制作の難度が上がったり、実装が難しくなったりしてしまいます。Mikaさんのイラストは目や髪にも何色も使っていて、そういう意味で今の時代の作品なんだと感じますね。これは僕には真似できない(笑)。Mikaさんだから上手くいく表現だと思ってます。

色については意識的に考えている部分もあれば、無意識に作っている部分もあると思います。絵は2色を基準にするとまとまりやすいと思いますが、私は3色使う事が多いです。特に原色である「赤青黄」を彩度が高い状態で使うことが好きですね。ガンダムやハローキティなど昔から人気があるモチーフでもよく使われています。

REVENGE

by Mika Pikazo

三原色は売れている作品にはすごく多いですよね、Mikaさんはそこに無意識に気付かれていたんだと思います。

色数が少ない絵には憧れがありますね。自分の場合はどうしても増やしたくなっちゃうので。それ自体は悪いことではないんですけど、シンプルなキャラクターデザインには憧れがあります。

たぶん僕がMikaさんのやり方で戦ったら全く勝てないですよ。

いやいやいや……。

シルエット、表情、パリコレ的ユニークさ、キャラクターデザインの勘所

── Mikaさんがキャラクターデザインをするときはどういう要素を強く意識しているのでしょうか?

2軸あると思ってます。まずは見た目、デザイン的な部分ですね。次にこの人はどこから来て何を考えているんだろうっていう性格的な部分です。


後者について、私は今まで実際にお会いした方のイメージをキャラクターに当てはめることもあるんですよ。リアルで会って話した経験があると性格についてよりダイレクトに理解できますし、キャラクターの解像度が上がりますね。人物を描く時は実際にその人になりきったような気持ちで制作しています。例えば明るいギャルっぽい子だったら誰かに寂しい思いをさせないように、絡みに行っちゃうとか。そういう深掘りをしていくことが好きです。キャラクターデザインのお仕事をするときは、特にクライアントさんからの指定がなくても表情や動きの落書きなどで、自分なりの解釈を加えていたりしますね。デザインはパリコレの服など奇抜でユニークな要素を研究しています。

僕もパリコレはよく見ますね。現代アートとかパリコレで認められたものがトレンドになっていく流れはあると思います。アートの実験場になっているというか、こんなの思いつかなかったなというようなアイデアがたくさんあるので。そこから多くの人に愛されるものが生まれて、段々と普遍性を帯びていく。

── コザキさんはキャラクターデザインにおいて特に気にされる部分はどこでしょうか?

一番大きなファクターを占めるのはシルエットです。人間の脳みそに一番入ってくる情報でもあるので。例えば道を歩いていて、角からなにか出てきたとき、人間なのか車なのか犬なのかを判断する要素は、色やディテールよりもシルエットだと思うんです。色ももちろん大事ですが、人によって印象が変わる部分でもあるので優先度は落ちます。

これはキャラクターではなくてイラストの話にはなりますが、コザキさんが手がけた『ファイアーエムブレム 覚醒』のパッケージが本当に凄いと思ってました。あのシルエットはなかなか思いつかないというか。『ファイアーエムブレムif』もそうなのですが、戦記物の装画や宗教画のような神秘的な力がありますよね。どういうアイデアの出し方をしているんですか?

商業パッケージで使われるイラストって、ぱっと見の印象はとても重要ですが、多くの人はじっくりと見ないとは思うんですよね。特にディテールなんかは注目されない。そういった中で脳に飛び込んでくる、インパクトを出すために考えた構図です。ただ王道ではないですね。普通、人物はこちらを向いていて欲しいですし、当時はよく許してくれたなと思います。

たしかに、少しイレギュラーかもしれませんね。

ファイアーエムブレムは登場人物それぞれにファンがつきますし、あまり差別化しないように意識しました。普通は三角構図でメリハリを付けますが、あえてキャラクターについては同じ大きさにしてレイアウトしていますね。

コミュニケーションを通じてクリエイティブを磨く

── ビッグタイトルになってくるとそれだけデザイナーに求められる責任は大きく、事前のすり合わせがとても重要になってくると思います。クリエイティブにおけるコミュニケーションで特に重要なことはなんでしょうか?

クリエイター側の伝える力はとても大事だと思っています。単に主観を言うだけでは無くて、比較のためのデータを提示したり、目的のためのアプローチをしっかりと説明します。もちろん一方的に話をするだけではなくて、双方で意見をぶつけ合うことも大切です。クリエイティブは人との会話の中で磨かれていくと思うので。

── 若いクリエイターさんは難しそうですよね。言われたことをまんまやりがちになってしまうというか。

もちろんクライアントさんの要件を反映することは必須だと思います。ただその中に自分なりの提案をプラスアルファで入れていく。そっちのいうこと一つ聞いたんだから、僕のいうことも聞いてよって(笑)。こっちもいいでしょう?って感じですね。一番重要なのはその提案が企画の意図を汲んでいるかどうかです。これまでの経験や知識など、引き出しの数が勝負にはなってきますね。アイデアはできれば3つ4つ用意しておいて、どれか通ればラッキーくらいに思ってます。

── やはり自分のアイデアが反映されることは仕事をする上でも重要なんですね。

大きなモチベーションになりますね。制作している中でいろんなアイデアが浮かぶので、それをしっかりと提案していきたいと思ってます。

すごいです。私は思いつかないときは要件そのまま描いちゃうこともあるので。

いやいや、それができるのも職人です。ちゃんとプロだと思います。

── Mikaさんはキャラクターをとにかく当てますよね。ビジュアルを出しただけで話題になってしまう。その打率というか、ホームランバッター感が凄いです。

いやー、緊張していますよもう(笑)。コンテンツって色んな人が関わっているので、自分の成果物だけでヒットするかどうかってわからないんですよね。それでもイラストは企画の顔になる重要なところなので、ここでヒットを打つことが私の役割なんだと思ってます。本当にプレッシャーなのですが、絶対外さないように臨んでますね。なにがあったとしても言い訳せずに、「自分は全力を出した、上手くやったんだ」と言えるようにしています。

デザイナーとして一番嬉しい瞬間は、ゲームやアニメなどで発売、オンエア前にキャラクターだけで話題になることですね。最近のプロモーションだと、内容にあまり触れずに、まずはデザインが先行して出ることも多いですが、そこでバズると一番幸せです。わかりやすい例だと『オーバーウォッチ』のトレーサーです。女性でありながら、セクシャルな要素も薄く、なによりも等身大。本編の発売前から世界中でかわいい、かっこいいと人気を博していました。

── トレーサーは本当に衝撃的でしたね。

これは余談なのですが、アメリカに行ったときにトレーサーのデザインを担当したArnold Tsang氏とお話しする機会がありました。話を聞いていくと彼が学生時代に僕のサイトに日参していて、すごく影響を受けたと言ってくれて……。それ自体はもの凄く嬉しかったんですけど、一方で悔しいとも思いました。こんなにいいデザイン作りやがってって(笑)。

オーバーウォッチにて先日発表されたトレーサーちゃんとSoldier76のスキンデザインをさせて頂きました😉

I designed new skins of the Overwatch! pic.twitter.com/zPubKK9Oeu

— コザキユースケ/Yusuke Kozaki (@kymg) April 8, 2021

後にコザキさんはトレーサーのスキンデザインを手掛けている。

ポケモンGOのキャラクターデザイン

── コザキさんの手がけたキャラクターデザインでは、ポケモンGOが秀逸だと思っています。日本のコミック的な文脈をもちながら、海外向けとしても展開できる強さを持っている。さまざまな制約があった企画だと想像できますが、絶妙なバランスで成立していますよね。

現実とポケモン世界を結ぶデザインが主題でしたが、海外では特にウィロー博士が人気のようですね。ロマンスグレーの飄々とした中年のおじさんで、そこが人気のようです。日本だと少年少女のキャラクターが中心になりがちですが、例えば北米だと好みももっと細分化されているんですよね。様々な人種や年代の人々にスポットが当たります。

── 本当に良いデザインですよね。どのキャラクターも馴染みがあるというか、日本人からみたら日本人に見えるし、アメリカ人から見たらアメリカ人に見えるというか、高度な配慮が行き届いたクリエイティブになっていると思います。

ありがとうございます。ポケモンということもあり、どこまでデフォルメするかはリリース当時、本当に悩みました。当時はポケモンといったらデフォルメされたキャラクターや世界観という認識が強かったと思います。僕自身、1作目からデザインを担当されている杉森建さんを尊敬しているのでちょっと不安でした。結果として好意的に受け入れられて良かったと思ってますね。

2016年からこれまで、世界中のトレーナーの皆さんが冒険に出かけ、世界のあちこちで色々なポケモンたちと出会ってきました!
『Pokémon GO』のこれからにもぜひご期待ください。さあ、冒険へ出かけましょう! https://t.co/EjFtHhDfeu
🎨 @kymg#PokemonGO6YearAnniversary #ポケモンGO pic.twitter.com/lHQ3XRBQO4

— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) July 6, 2022

ポケモンGOって大人の方もプレイするんですよね。それこそポケモンのことなんてそもそも知らない60代の方なども、散歩の延長で遊んだりして。ポケモンGOではじめてポケモンに触れた人もたくさんいるんじゃないかなって思います。

いろんな世代や立場の人が自分のものとして受け入れられる、ポケモンと現実を結ぶちょうど中間のデザイン、キャラクターになったと思います。

黎明期から現在まで インターネットとイラストレーションの関係

── 話題を少し変えます。お二人ともクリエイターとして作品を発表しながら、インターネットでの発信も積極的にやってきたと思います。MikaさんはSNSで話題を作り、コザキユースケさんは黎明期から有名で、いわばレジェンドのような存在です。クリエイティブとインターネットの関係について、まずはコザキさんから当時の様子をうかがえるでしょうか。

僕がホームページを開設したのは2000年8月だったと思います。当時は自分の絵を公開しようと思ってもTwitterなんかもないので、自分でhtmlを勉強してホームページを組んでましたね。それでも学校の友達くらいにしか見せていなかった絵を、インターネットで不特定多数の人に向けて公開できるというのは、当時としてはかなり刺激的でした。猿が火を使うのを覚えたというか、とにかく凄まじい衝撃がありましたね。今よりもインターネットも遅いし、ブラウザも貧弱なので公開できるデータの制約も大きかったのですが、それを含めて面白かったですね。ページあたり表示させるデータが100KB超えたら「ブラウザクラッシャー ※」と言われたりとか(笑)。

コザキさんのHPより

※ブラウザクラッシャー

表示に時間がかかり、インターネットブラウザにエラーが発生する現象。今ではほとんど見られなくなった。

そういった理由もあって公開できるイラストの解像度も今では考えられないくらい小さかったですね。長辺で1000ピクセルとか。色数を落としてgifにする、jpgの圧縮率を上げるなどの工夫をしていました。

── 当時から漫画を描いていたかと思うのですが、それはホームページで公開していませんでしたよね?

やはり技術的な制約が強かったので、何十枚も掲載する漫画のような仕様は当時は向かなかったと思います。むしろインターネットのおかげでイラスト制作に傾倒していったのかもしれません。当時の流行もあってアニメーションなんかも作ってましたね。

gifアニメ「課長対部長」(コザキさんのHPより)

画像クリックでサイトへ遷移できます。

── アニメーションもめちゃくちゃ上手いですよね。漫画もイラストもアニメもデザインも……って、あらためて見ると引き出しが凄まじいです。

なんで未だに掲載しているんだろうって感じですけど(笑)。これ言っちゃうと年寄り発言みたいになっちゃいますけど、やっぱり個人サイト時代は面白かったですね。僕と同じくらいに出てきた作家にも三輪士郎やワダアルコなんかがいたりして。今のSNSだと同一のプラットフォームになっちゃうけど、それぞれの個性が凄く反映されていたと思います。人の家に遊びに行く感覚みたいなのが良かったですね。

私も小学校、中学校の時に個人サイトは本当によく見ていて、特にトップページの印象は今でも覚えています。イラストが大きく載っているものもあれば、ゆるい文章で案内されているところもある。良くも悪くも今はイラストをプラットフォームに最適化している作家が増えているかもしれません。逆に言えば意識の高い作家さんはそのあたりを気にしていて、独自の見せ方で発信していると思います。

今みたいにリツイートボタンで何千何万人に見られるっていうのも、もちろん魅力的ではありますけどね。

私も絵描きさんのサイトに憧れていたものの、自分で作ったことはなかったんですよね。今のペンネームで活動しだした頃はブラジルで生活していたので、そもそもインターネット事情が厳しいという(笑)。家からネットに繋がりませんからね。知り合いの家に行って、数少ないネットに接続できるタイミングでpixivにイラストを投稿していました。

Olive Rabbit

by Mika Pikazo


2014年に投稿されたイラスト

そういうのがモチベーションに繋がったのかもしれませんね。

そうなんですよね。日本との時差も12時間と真逆なので、投稿する時間とかも計算してました。日本時間でアクセスの増える夜8〜10時に見てもらおうとすると大変です。ブラジルでは朝5時くらいに起きて、バスで知人の家に行って、ネットのある環境で投稿してました。精神を鍛えられます(笑)。

それはすごい。ブラジルというとカラフルというか、リオのカーニバルみたいなイメージがありますが、そういうのもMikaさんの色彩に影響を与えているのでしょうか?

あまり意識をしたことはなかったのですけど、確かにブラジルにいた頃の写真を見返すと似た色彩を感じますね。私は国ごとに色のようなものがあると思っています。今年の夏にアメリカのLAでのイベントに参加したのですが、1週間ほど過ごして日本に帰って来た時に「色が薄いな」って感じたんですよね。水墨画というか、グレーに桜色がかかったようなものを感じました。

アメリカのロサンゼルスに無事着きました!
なにもかも大きい!!👀

I've arrived in Los Angeles, USA!
Everything is big!🍔 pic.twitter.com/z0hPzBbJ9Z

— Mika Pikazo|12月10-29日個展開催 (@MikaPikaZo) June 30, 2022

地域ごとにそういう色はあるかもしれませんね。僕は大阪の道頓堀なんかはキラキラして見えます。

人間は明るく笑っていたい生き物なんだ

── お二人がそれぞれこれから挑戦していきたいことを教えてください。

オリジナルのIPを作っていきたいですね。プロジェクトはすでにはじめていてのんびりではありますが、進んでいます。もう一つはコンセプトアーティストの浪人さんと自転車で旅をすることです。前に、彼と一緒に鎌倉から京都に行ったので次は大坂から博多を目指そうって言ってます。コロナ禍もあってタイミングが難しいですが、実現させたいですね。

浪人さんのインタビューでも、鎌倉から京都までの自転車の旅の思い出が語られています。

めちゃくちゃ仲良いですね。

── Mikaさんはいかがでしょうか?

今もいろんなチームで仕事をしているのですが、いろんな人と関わってより良いものを作り上げていきたいですね。私がイラストやキャラクターを描くので意見が強くなってしまいがちなところもありますが、自分の意見を押しつけるのではなくて、お互いにしっかりと対話が必要だと思ってます。今も展示会の準備を進めていますが、本当にたくさんの方のお力添えをいただいていますし、自分に対しても色々な反省が出ています。関わった人が良かったと思えるものにしていきたいですね。

── 素晴らしい考え方ですね。

今日のお話、コザキさんは本当に面白いなって聞いているんですけど、笑うことって凄いですよね。絵の話じゃないですけど、私は「笑い」って一番最強のコンテンツだと思うんです。お笑い芸人さんもそうですが。

わかります。僕もお笑いが大好きです。

嫌なことがあったとしても、笑ってしまうともう気にならなくなっちゃいますよね。それは人に対してもそうかもしれない。面白い人って最強だなって。

コロナ禍で一人の作業が寂しかったこともあったんですけど、僕もお笑い番組には本当に助けられました。同じ番組を繰り返し50回以上見ていたこともありますね(笑)。笑うって強い感情ですからね。

私は悲しいことや辛いことは一時的な感情だと思っていて、人間は明るく笑っていたい生き物なんだと思っています。自分がイラストを描くときも見る人が元気に前向きになれるようなものを出せるようにっていうのは考えてます。

12月29日まで! MikaPikazoさん個展「REVENGE POP」開催中

2022年12月29日(木)まで、渋谷のHzにて、MikaPikazoさんの個展「REVENGE POP」を開催中です。

思い入れのある『POP』という言葉や、POPの意味を体現するために、「黒く煮えたぎった部分や後悔している過去も含めて振り返り、作品に落とし込むべき」「自分の感情や過去に向き合った先に、何があるのかを見てみたい」との思いで、名付けられた個展「REVENGE POP」。

MikaPikazoさん渾身のイラストレーションや、新たに挑戦されたアニメーションが、渋谷の会場でみなさんをお待ちしています。


Mika Pikazo個展「REVENGE POP」Supported by pixiv 概要

開催日時:2022年12月10日(土)〜12月29日(木)10:00~20:00予定

開催場所:Hz(ヘルツ) https://hz-shibuya.com/

所在地 : 東京都渋谷区宇田川町4−3 1F(JR・東京メトロ「渋谷駅」より徒歩6分) Google マップ

定休日:なし

入場:無料

「REVENGE POP」公式サイト:https://revenge-pop.mikapikazo.info/

「REVENGE POP」公式twitter:@MikaPikazo_info


>>公式サイトを見る<<

アニメーションの展示も

REVENGE POP ANIMATION

by Mika Pikazo

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