インターン先選び、もしかして失敗した?【pixivコミック月例賞】10月投稿分結果発表!
2022年10月は大賞1作品と優秀賞が8作品、合計9作品が受賞しました。
お人好しの大学生がお仕事に奮起する人間ドラマや、子どもに囲まれた賑やかエッセイなど、今月も魅力的な作品が勢揃いです。それではさっそくご覧ください!
大賞
作品名:コマンドZはできません
作家名:津夏
講評:インターン生としてメーカーで働き始めた専門学生の小竹(コタ)。個性豊かな社員に囲まれ、慣れない現場の環境で奮闘中! コタと三木先輩をはじめとした人物像と人間関係、さらには彼らが身を置く環境やクリエイティブな業界の空気が丁寧に描かれる、密度のあるストーリーに釘付けです!
優秀賞
作品名:今日の児童クラブ
作家名:オガ
講評:子どもって最高‼︎ 今時の子どもたちと触れ合い振り回される、児童クラブの先生の日常とは? 大人の目線で振り返ると、子どもならではの純粋な思考や自由すぎる言動、持て余す元気もなんだか感慨深いですね。作者さんの勤務先の実体験を基にした、クスッと笑えるエッセイ作品です。
作品名:わかるイカ
作家名:あんまりひどい
講評:一番最初のわかるイカが「ユリイカ!」と叫んだ歴史的な日から、わかるイカたちは「ソトに御座す大いなるヒト」なる謎の存在を認識できるようになった。地球を統率することを夢見たわかるイカたちの人間を支配する計画とは……。逆立ちしても思いつかない、作品の超個性的な世界観。あなたには「わかり」ますか?
作品名:ハロウィン漫画
作家名:透明いんげん
講評:ハロウィンは人も妖も動物も入り混じる不思議な季節。近年は仮装でより一層盛り上がっていますよね。だけど仮装の下の、本当の姿とはどうなっているのか……。ゆる〜くて、シンプルだけど、思わず笑っちゃう! 恐ろしいものを見かけたら、みんな全力ダッシュで逃げて!!
作品名:ここは出ていく駅だから
作家名:むつ さとし
講評:進路に悩む若い少年と、廃れゆく運命を辿る、年老いてしまった静かな故郷。周りの家族や友人のように、主人公は簡単に捨てきれず……。透き通った空気と懐かしい匂いが伝わってくる、余韻が味わい深い作品です。ほんのりとした哀愁が、心臓を締め付けます。
作品名:JKと先生
作家名:ハシヤダ
講評:イケメン爽やか英語教師が……騒々しい下手っぴ初心者ゲーマー!? 叫んでばかりの情けないゲームプレイをお披露目した「ピコさん」から、学校の先生と同じ声がする。好奇心を抑えられない高校生・しづのは質問をして探りを入れるが、疑いは確信に変わり……!
作品名:かわいいキメラ
作家名:ゆ菓子
講評:2種類の動物が合体した、マスコットキャラクターのようにかわいいキメラ。同時に生まれてしまった余り部分の悲しきキメラも、アンバランスさが魅力的。仲良しなキメラたちの生活は感情が生まれたり嫉妬したり、結構複雑なようです。かわいいキメラたちの生態を観察してみましょう。
作品名:毎日お祈りしてたら天使が来てくれた話
作家名:頼間リヨ
講評:立てばヤンキー座れば悪魔、照れる姿は大天使! 叶うはずのない願いを毎日祈る少年の前に現れたのは、ちょっとガラの悪い、黒髪ポンコツ天使さん。強い見た目とヤンチャな振る舞いからは想像できないピュアな姿に浄化されること間違いなしの3本です。
作品名:隣の蓮君はちょっと怖い
作家名:kusege
講評:授業中は上の空。挙句に血文字で「ツラカセ」と呼び出しの手紙。不審な挙動が多いお隣さんの行動はなんだか怖いけどつい気になっちゃう! 手紙を渡していたクラスメイトとの関係って一体なんだろう……? 読めば読むほど好きになる、ハイテンションで奇妙な行動が愛しいシリーズ作品です!