天才外科医の、本当の姿。【pixivマンガ月例賞】4月投稿分結果発表!
pixivに投稿されたオリジナルマンガ作品の中から、優れた作品をみなさまにご紹介する「pixivマンガ月例賞」。
大賞受賞作品には、賞金10万円と賞品をプレゼント!
また、タテヨミマンガの中から素晴らしい作品に送る【タテヨミ優秀賞】も紹介いたします!
2025年4月は大賞1作品と優秀賞が7作品、タテヨミ優秀賞が1作品と合計9作品が受賞しました。息苦しさを抱える天才外科医の話や、道に倒れていたマンボウなど、今月も魅力的な作品が勢揃いです。
それではさっそくご覧ください!
【大賞】おつかれさまです、榛原さん/あまめのこしさん
作品名:おつかれさまです、榛原さん
作家名:あまめのこし
講評:優秀な心臓血管外科医・榛原は、その実力ゆえに賞賛と羨望を集めていた。一方で周囲が抱く「完璧」というイメージと、現実とのギャップに息苦しさを感じていた。そんな彼女のもとに訪れた出会いは、何をもたらすのか──。緻密な設定と、説得力のある画面構成で、第一話から物語に引き込まれます。
【優秀賞】黒猫のお話/めがてるさん
作品名:黒猫のお話
作家名:めがてる
講評:引き取った猫が、朝目覚めると大きく(?)なっていた……! 2匹の黒猫とのちょっと不思議な共同生活を、キュートな絵柄で描くシリーズ作品です。猫らしい愛嬌のある仕草と、自由気ままな性格がかわいらしく表現されていて、読み進めるにつれてどんどん癒されていきます!
【優秀賞】デイドリーム・イン・アフターグロウ/とみさん
作品名:デイドリーム・イン・アフターグロウ
作家名:とみ
講評:無念の死を遂げた内気な女子高生・四谷は、「正体を明かさない」という条件で、想いを寄せていた相手の妹として一週間だけ現世で過ごすことに。限られた時間の中で、失った記憶と向き合ううちに……? ほろ苦さと温かさが交差する物語が、マンガならではの表現で描かれます。
【優秀賞】マンボウ/じみにしじみさん
作品名:マンボウ
作家名:じみにしじみ
講評:マンボウが道に倒れていた!? 海に戻してくれたら、お礼に「マンボウのマンボ」を踊ってくれるというので、海まで連れて行くことに。ストレスに弱いマンボウが限界を迎えないよう励ましながら進む、ちょっと不思議な道のり。シュールな展開と、勢いのあるギャグが光る作品です!
【優秀賞】難しいほうのタチバナさん/むわさん
作品名:難しいほうのタチバナさん
作家名:むわ
講評:真面目な学級委員「橘」さんのことをもっと知りたい留年生の「立花」さん。ある休日にふたりで出かけたところ、橘さんの意外な一面が見えて……? ポップな色使いと、柔らかい絵柄が可愛らしい作品です。少しずつ変化していくふたりの心情が丁寧に描かれています。
【優秀賞】ワンルームの電脳部/北村祐輔さん
作品名:ワンルームの電脳部
作家名:北村祐輔
講評:大学生になった鈴木佑馬は、気になっていたサークル・電脳部の部室を訪ねるが、そこには移転の張り紙が。がっかりして帰宅すると、なんと電脳部の移転先は自分の住むアパート、竹間壮で!? 徐々に自分の「好き」に向き合っていく佑馬の姿が心地よく描写され、爽やかな読後感が残ります。
【優秀賞】君のリビド/禾屋眺さん
作品名:君のリビド
作家名:禾屋眺
講評:絵を描くことが大好きな仲みりかは、高校では美術部に所属し、進学先は美大。日々、創作活動に真剣に取り組む一方、周りの人の姿勢は自分とは違って……。「頑張るのは悪いことですか?」。価値観の違いに戸惑いながらも、自分の想いと向き合っていく、繊細な心情を描いた作品です。
【優秀賞】青のまま、2500km北へ/よふかしむりさん
作品名:青のまま、2500km北へ
作家名:よふかしむり
講評:卒業式、親友のブレザーのポケットに、本当の気持ちを綴った紙切れをそっと忍ばせた。しかし、ブレザーは風に飛ばされ、トラックの荷台へ──。踏ん切りがついた気がして笑っていたが、トラックの釧路ナンバーを見た親友は……? ごまかせない想いと絆が、繊細な筆致で描かれます。
【タテヨミ優秀賞】本田さんは今日も!手厳しい/れれさん
作品名:本田さんは今日も!手厳しい
作家名:れれ
講評:バイト先の超カタブツ、本田さん。髪型から爪の長さにまで目を光らせ、規則を厳しく指摘してくる姿に、立花は苦手意識を持っていた。しかし、あるトラブルをきっかけに、その厳しさの本当の意味を知ります。不意打ちのギャップに、心を掴まれること間違いなしです!
受賞者のみなさま、おめでとうございました!