嫌いだったはずの友人、でも、こんなに会いたかった。【pixivコミック月例賞】7月投稿分結果発表!
2021年7月は大賞1作品と優秀賞が6作品、合計7作品が受賞しました。
数年ぶりに再会した根暗とギャル男の話や、とある風習をモチーフにした作品など、今月も魅力的な作品が勢揃いです。それではさっそくご覧ください!
大賞
作品名:根暗とギャル男
作家名:tgc
講評:嫌いだったはずの友人、でも、こんなに会いたかった。小学校の頃に引っ越してしまった友人・ハナくんが同じ高校に通っていると知り、再会を果たしたともちゃん。相手を思うがゆえにできてしまった二人の間のわだかまり。今後の展開も目が離せません!
優秀賞(6作品)
作品名:オタクばあちゃん
作家名:伊達しのぶ
講評:幼い頃に両親が他界し、祖母に育てられたタカシ。強く厳しく、時には優しく、いわゆる大和撫子な祖母が大好きだったのに、あの頃の姿は今はなく──。祖母の変貌っぷりに身内での既視感を覚える方も多いかも? 2人の日常生活、必見です!
作品名:ねこまたとあさごはん
作家名:清水アイ
講評:「とーちゃん、あさだに〜」ゆるい挨拶とずっしりとした重みで目覚める朝。妻を亡くした朝野は、高原の田舎に買った小さな家で、猫又のニイと暮らしています。1人と1匹で一緒に過ごす日々、読んでいるこちらも"しやわせ"になれます!
作品名:乳歯を埋める風習と女子中学生
作家名:茸谷きの子
講評:乳歯すべてが生え替わったら、名も知らぬ墓標の前に埋めに行く。昔から続く風習が苦手だった主人公の少女は、ある日友人から「私ソレやんなかったよ」と告げられるのですが……。地元に古くから伝わる風習には理由があるのかも。夏の終わりに読んでいただきたい1作です。
作品名:渦中の友達
作家名:森永
講評:ミナミのクラスにある日転校してきた少女、ナギ。どこかミステリアスな雰囲気の彼女に、デートに誘われたミナミは「正体をあばいてやる!」と意気込むのですが……。ちょっと不思議な二人の関係とは? ゆるやかに、けれど確実に引き込まれる読み切りです。
作品名:黒歴史メタモルフォーゼ
作家名:🦢
講評:目覚めたら突然、高校生だった4年前の夏に戻ってしまっていた柚木。当時と同じ出来事を追体験する中、見覚えのない物体から「黒歴史を改変したら元の世界に戻れる」と教えられるものの……。黒歴史とはなんだったのか、ぜひ最後までお読みください。
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