出前サービス配達先のお姉さんが……怖い!【pixivマンガ月例賞】10月投稿分結果発表!
pixivに投稿されたオリジナルマンガ作品の中から、優れた作品をみなさまにご紹介する「pixivマンガ月例賞」。
大賞受賞作品には、賞金10万円と賞品をプレゼント!
また、タテヨミマンガの中から素晴らしい作品に送る【タテヨミ優秀賞】も紹介いたします!
2023年10月は大賞1作品と優秀賞が7作品、タテヨミ優秀賞が1作品と合計9作品が受賞しました。
配達先の怖いお姉さんの話や、自宅同人即売会の実録マンガなど、今月も魅力的な作品が勢揃いです。
それではさっそくご覧ください!
大賞
作品名:配達先のお姉さんが怖すぎる話
作家名:頼間リヨ
講評:出前サービスの配達員を始めた青年。いつもの配達先のお姉さんは大きくて目つきが悪くて、見た目が怖すぎる! 逃げるように配達を後にする彼ですが、その恐怖を癒してくれるのは推しのVチューバー・ふわりちゃん。怖いお姉さんとは全然違う存在のようですが……?
優秀賞
作品名:気弱青年がすべてから逃げてゲロる話
作家名:食人ずく
講評:君が好きだったのは「俺」ではなくて、君を気遣える「ナイト」だった。そうして、自分が愛されていないことに気付いた気弱な青年は、全てを放り投げて遠くへ逃げ出していく。見知らぬ街に辿り着き、彼が叫んだ心境とは……。思い悩む青年の行く末が気になる作品です。
作品名:噛ませ犬たるオブリージュ
作家名:ごんずい
講評:「凡人が努力したってエリートにかなう訳ない」。転生者パーティーへ嫌味な捨て台詞を投げかけるのは、魔術師の名門ヅィド家の次期当主。噛ませ犬ポジの彼の実力はというと……? ツンデレ味も持ち合わせたエリート青年、ぜひパーティーに迎え入れたくなります!
作品名:【実録】コロナで限界を迎えて家で即売会した話
作家名:猿和香ちみ
講評:コロナ禍2年目。限界を迎えたオタクたちは同人即売会に出たがっていた! ないならやればいい、ということで自宅で同人即売会をやることになった作家・猿和香ちみ先生。同人活動経験者ならきっと「わかる!」と言いたくなる実録エピソードが山盛りのエッセイです。
作品名:Vomit
作家名:あんちゅわ
講評:初対面なのに家に連れ込まれ、マルチの勧誘を受けている、つゆこ。こっそり逃げ出そうとしたところ、別室でゲームに奮闘する少女、えいちゃんに出会い、意気投合するのだが──。思ったことは我慢せずに言ってみませんか。意外とスッキリするかもしれません。
作品名:いとしのゾンビ
作家名:フィビ鳥
講評:13歳で電車にはねられ、死んでしまった弟の友樹。現場付近で見つけた骨を「弟」だと思って押し入れに寝かせると、それは返事をするようになり、姉が弱音を吐くたびに追い立て続けます。暗闇にいる弟と現世を生きる姉の、悲しく優しい作品です。
作品名:なにをいまさら
作家名:ようゆう
講評:ここに夫がふたり。家族でのお出かけ中、その様子を離れたところから眺める彼らの一幕です。「結婚しませんか」と突然言い出す新婚の智に、人生の少し先を歩く相田は動揺を隠せず……。ずるい大人の会話を覗き見したようなコマ送りと表情に息を呑む作品です。
作品名:埋められた聲
作家名:247@終焉の花嫁
講評:雨が降る山道でヒッチハイクをする男性と少年。彼らを麓まで送ることになった主人公は、その荷物の重さや不思議な言動から死体を運んでいるのではないかと怪しみます。そんな中、不気味な声が周りから聞こえてきて……。思わず背筋が凍りつく読み切りホラー作品です。
タテヨミ優秀賞
作品名:アオハルがはじまる〜ぽちゃこの春は突然に〜
作家名:夏野ばな菜
講評:「どんな女の子にもいつかピッタリの王子様が現れる」……。幼い頃に聞いたおとぎ話のような言葉に対し、ぽっちゃり体型の春菜は期待しても辛いだけと自分に言い聞かせていた。そんなある日、同じ会社に勤める宇土さんから告白されて……。果たして、彼は素敵な王子様なのでしょうか。