とろけるような物語。「パルム」からイメージした小説・エッセイ特集
「パルムヨギボー」や「パルムセット」などの豪華賞品が話題となった本コンテストでは、「とろける恋」や「大人の時間」など、パルムからイメージしたテーマを元に小説やエッセイを募集しました。
今回は、そのなかでpixiv小説部が一部作品をピックアップしてご紹介します。
とろける甘さが記憶に残る特別なおもてなしから、ドキドキ満載な先輩と過ごす大人の時間まで、思わずパルムが食べたくなるようなキュンとする物語をお楽しみください!
訪問介護事業所に勤めているヘルパーの私に、いつもお菓子やアイスを渡そうとしてくれる利用者の杉田さん。モノを受け取ってはいけないというルールから、気持ちだけ有り難く受け取っていた。しかしある日、杉田さんの娘から「母と一緒にお菓子を食べる時間を作ってもらえないか」というお願いを受けて……。
杉田さんにとってパルムが特別なアイスであることが伺えるとともに、喜んで欲しいという気持ちが詰まった素敵なおもてなしに心が温まるエッセイでした。人を思いやることの大切さを改めて感じることができる一作です!
高校を卒業した次の日。主人公の「私」は近所のコンビニで昨日まで同じクラスだった男子に出会い、一緒にパルムを食べることに。部活に出るためだけに学校に通っていたような、真面目なようで不真面目な彼。これで話すのも最後かと思い寂しさが募るなか、突然彼がこれからの大学生活についての話をし始めて……。
もう約束をしないと会えない関係になったふたりが、ぎこちない会話をしながら一緒にパルムを食べる甘酸っぱい空気にキュンとします。勇気を出した彼の一言や、「変わらないもの」の大切さを感じられる感動的なラストにも注目です!










