CGと2次元の融合で爪痕を。pixiv高校生イラコン2020最優秀賞・石田さんインタビュー
構成/原田イチボ@HEW
今年も新星たちが集結! pixivに登録する高校生であれば誰でも参加できる国内最大規模のデジタルイラストコンテスト「pixiv高校生イラコン2021」が9月12日23時59分(日本時間)まで作品を受け付けています。2021年のテーマは、「踊」です。
同コンテストは、次世代で活躍するクリエイターたちの発掘を目的としており、昨年の「pixiv高校生イラコン2020」最優秀賞を獲得した石田さんは、すでに商業案件も担当し、未来へ向かって着々と進んでいるようです。石田さんに受賞後の反響や、今後の展望などについてお伺いしました。
いかに目立つか、相対評価も大事?
── 「pixiv高校生イラコン2020」で最優秀賞を受賞してから、どんなことが起こりましたか?
── なぜバレたのでしょう……!?
── 思わぬ落とし穴ですね(笑)。「pixiv高校生イラコン2020」参加のきっかけは何でしたか?
── 受賞作はどのように生まれたのでしょうか?
── 自分なりに分析した勝因のようなものはありますか?
── 受賞コメントは、「なんとなくこのコンテストでは美少女を題材にした作品しか選ばれないのかなと思っていましたが、男の子を主体にしたイラストで賞を頂けた事で何か爪痕を残せたのではないでしょうか」というものでしたね。
受賞作の製作期間は3日
── 石田さんの作業環境を教えてください。
── いつからデジタルなんですか?
── たしかに受賞作も3DCGとイラストを組み合わせた形式ですね。異なる描き方同士を違和感なくミックスさせるために意識していることはありますか?
── 光の方向とは?
── 受賞作の製作期間は、どれくらいですか?
── 3日!
映像制作によって、イラストにも変化が起きた
── いつもどのように資料集めをしているんですか?
── たとえば、どういう場所を「面白い」と感じることが多いですか?
── では、受賞作の風鈴の風景は、「まさに」ですね。
── 建築や空間といったものへの感心が強いんですね。まずキャラクターありきで、キャラの裏設定などを作りながら描くイラストレーターさんは多いですが、石田さんはまた違ったタイプのようですね。
── 石田さんは、映像作品も発表されていますよね。
── 映像制作を始めて、イラスト側にもフィードバックされたことはありますか?
── 映像のほうが現実寄りな形式というイメージがありますが、石田さんの場合は、逆にイラストが現実寄りだったんですね。
── どのように絵の練習をしていますか?
── それだけ制作ペースが早いと、アイデアが尽きて悩む瞬間はありませんか?
── 影響を受けたクリエイターを教えてください。
誰もが名前を知っているクリエイターになりたい
── 今後はプロのクリエイターを目指すんでしょうか?
── 石田さんはすでに商業案件を何度か担当していらっしゃいますが、ビジネスのやり取りでは戸惑う場面も多いかと思います。なにか意識していることはありますか?
── お仕事の他にも、石田さんは、Discordで学生クリエイター限定サーバーを主催するなど、ほかのクリエイターとも活発に交流されていますよね。そこで育まれたコミュニケーション能力が、仕事のやり取りにも生かされていますか?
あくまで雑談力ではありますが、それはあるかもしれません。あのDiscordサーバーは、もともと他の方が作ったのを私が引き継いだものです。自分が参加してみて楽しかったので、いろいろな人にこの楽しさを経験してもらいたいと思いました。
「今日こんなところに行った」とか、どうでもいい雑談がほとんどですけどね。イラストの添削を頼まれたときは、「そんなことできないよ」と困ってしまいました(笑)。
── ひとり黙々と技術を追求するタイプのクリエイターさんもいますが、石田さんはまた違うタイプなんですね。
── 今後の目標を教えてください。
── 受賞コメントでは、「男性キャラクターを使った新しいコンテンツに参加したい」とも発言していらっしゃいましたね。どんなコンテンツをイメージしていますか?
── 最後に「pixiv高校生イラコン2021」参加者へのメッセージをお願いします。
次世代で活躍するクリエイターの創出を目的とした、国内最大規模のデジタルイラストコンテストです。毎年著名なクリエイター、企画趣旨に参道した企業が審査員に参加し、応募イラストをプロの視点で審査します。
受賞者には賞金や各協賛企業からの特別賞品が授与されるほか、ピクシブが主催する企画への参加や、ビジュアル制作などのチャンスが積極的に与えられます。
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