3D衣装トップクリエイターが3Dアバター制作に挑んだ理由とは?アルティメットゆいインタビュー
インタビュー/浅田カズラ

- アルティメットゆい
- 3Dモデラー兼デザイナーとして活動。EXTENSION CLOTHING や MAISONDARC. などの バーチャルアパレルブランドを運営。趣味は映画観賞と音楽鑑賞とドライブと入浴。お線香などの香りものや香水、アロマが好き。
自分の描く衣装に合う素体を求めて 「LUMINA」制作経緯
── アルティメットゆいさんは、これまでVRChatアバター向けの3D衣装を手がけてきました。今回、アバターを制作しようと思った経緯はどのようなものでしたか?

── 衣装のデザインやモデリング経験はあったと思いますが、人体モデリングの経験はありましたか?

見せる身体部位と顔のデザインへのこだわり
── 「LUMINA」の造形で特に力を入れた部分について教えていただけますか。



── もしかすると、今後は衣装対応のしやすさも考慮しつつ、より理想の素体へアップデートする可能性も残っていますかね。

── 「LUMINA」のデザインを拝見した際、先行するアバターとしては「森羅」のような、リアリティのある造形が印象的ですが、顔は若干アニメ的なデザインも感じられました。全体的なキャラクターデザインはどのように組み上げたのでしょうか。

── 「LUMINA」の制作発表を耳にした際、「LUMINA」は今後、アルティメットゆいさんが展開する3D衣装の看板モデルのように運用されるものと想像していました。実際、ご自身の中で「LUMINA」はどのように運用される予定ですか?

── ブランドの代表モデルでありながら、衣装ごとに最も映えるアバターとの共演もある、みたいな。

衣装制作経験はアバター制作にどれだけ活きた?
── 衣装デザインやモデリングの経験は豊富でも、アバター制作は手探りだったとおっしゃっていました。これまでの経験が活きた部分や、逆に全然通用せず苦労した部分などがあれば教えていただけますか。

── まさに暗中模索だったと。モデリング用のツールは衣装制作と同じですか?

── なるほど、同じBlenderを用いた作業でも、衣装制作とは使い方自体が異なっていたのですね。

── ちなみに、シェイプキーはどのくらいの数が実装されていますか?


── 身体のシェイプキーはどうでしょうか? 特徴的な太ももを、逆に細くすることもできますか?

── セクシーな路線にも、スタイリッシュな路線にも対応できる、と。

スクールスタイルの衣装は「イメージの固定化」を避けるため
── 「LUMINA」のデフォルト衣装は、全体的な方向性はスクールスタイルですよね。この衣装は「LUMINA」専用衣装になりますか?


── スクールスタイルというコンセプト以外で、こだわった点はありますか。

── 無改変で使っても、安心してパブリックな場所を歩いていけるデザインであると同時に、ここからどんな装いにもできる余白も残してあるわけですね。

セクシー路線の衣装も作る理由 「LUIMNA」発売後どんな衣装を作りたい?
── 今回、ゼロから取り組んだアバター制作によって、今後アルティメットゆいさんの衣装制作などに影響しそうなことはありますか?

── セクシーなコスチューム系3D衣装は、ここ数年の「EXTENSION CLOTHING」でラインナップが増えている印象です。セクシー路線の衣装を作るモチベーションはどのようなものなのでしょうか?

── 以前の「EXTENSION CLOTHING」は、コスチューム系もリアクロ系も混在していましたが、いまは「MAISON DARC.」があるので、ブランド単位の棲み分けが可能なのですね。

── となると、「LUMINA」は「EXTENSION CLOTHING」が志向するようなコスチュームやセクシー路線も、「MAISON DARC.」が志向するようなリアクロ路線も、どちらも幅広く受け入れられるアバター……という立ち位置になりそうですかね?

次は男の子? 新たなアバター制作のモチベーション
── 今後、「LUMINA」以外もアバター制作は続けていきたいですか?

── もし2体目を作るとしたら、制作期間はどのくらいで見積もれそうですか?

── 次はどんなアバター制作に挑戦したいですか。

── 男性アバターならどんな方向性を目指しますか?

── 「LUMINA」発売後のイベント展開はどのようになっていきそうですか?

── 「LUMINA」対応アセットの動向も気になります。事前対応の募集はされていましたよね。

── 140名! それはかなり大規模ですね。

── ここまで一気に同時リリースされると、改変するユーザーにとってもありがたいですね。

── 「LUMINA」に宿るコンセプトも相まって、新たなアバターコミュニティや文化が生まれる予感があります。どのような世界が生まれるかとても楽しみです!